定期的な胃内視鏡検査で
胃がんなど病気の早期発見・治療を
胃カメラ検査では、がんやその他の腫瘍、ポリープ、通過する食道・胃・十二指腸の異常などを早い段階で見つけることができます。
また、ピロリ菌検査も可能です。
病気の早期発見のためにも、早めの受診をお勧めします。
胃カメラ検査はこのような方におすすめです。
胃カメラ検査で発見できる疾患
直径わずか5.8mmの太さでありながら、高画質な観察が可能です。
鼻からの挿入が可能ですので、おう吐反射が起こりにくく苦痛を軽減できます。
当院は基本的に経鼻内視鏡使用です。
今年から最新のオリンパス1200Nシリーズ導入しました。
ご希望の方には鎮静剤を投与して内視鏡検査を行っております。
ほとんど眠っているのと同じ状態で不安・苦痛を感じずに検査が受けられます。
胃の中にピロリ菌がいると胃がんになりやすかったり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になりやすかったりします。胃カメラで粘膜組織を採取し、ピロリ菌がいるかどうかを調べることができます(迅速ウレアーゼ法)。また、血液や呼気、便からも調べることもできます。ピロリ菌を除菌することにより、胃がんの発生率を下げたり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になりにくくなったりします。
「ぜひ、ご相談ください。」
胃カメラは予約制です(緊急を除く)
まずは受診頂くか、お電話にてご予約ください。
下記に該当する方は、必ず事前に受診し医師にご相談ください。
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夕食は21時までに食べてください。
21時以降、水分(お水、お茶、スポーツドリンク)の摂取は可能です。
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検査当日は朝から絶食で来院してください。
朝7時までは水分(水・スポーツ飲料)は飲んでも構いません。朝7時以降は水分をとらないで下さい。
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来院後、胃の中を観察しやすくする薬(泡や粘液をなくす薬)を飲んだ後に、鼻またはのどに麻酔をします。
希望される方には鎮静剤(麻酔)を使い、寝ている間に検査することができます。
検査中は、血圧や呼吸の状態をモニターで管理します。
検査時間は3~5分程度です。
※車で来院された場合、鎮静剤は使用できません。
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検査後に結果を説明させていただきます。
なお、鎮静剤を使用された場合、検査後、約1時間休んでいただき、目が覚めてから検査結果を説明させていただきます。
大腸カメラはこのような方におすすめです
大腸カメラで発見できる疾患
その他、様々な疾患がわかる検査です。
※大腸がんについて
2人に1人ががんと診断される時代と現在言われております。その中でも大腸がんは罹患総数が全がんの中で1位(2019年)、総死亡数は2位(2021年)となりました。しかし、現在は早期であれば場合によって内視鏡で取れる可能性があります。なかなか気づきにくいがんですが、早期発見のためにがん検診を活用していただき、大腸カメラ検査で発見・治療できるようになれればと思います。
※鎮痛剤使用可能
ポリープとは、粘膜にできる「いぼ」のようなもので、大腸以外にも胃や子宮、鼻、喉にもできます。大腸にできるポリープは大きくなると大腸がんに変化する可能性があります。
特に症状も無いので、大腸カメラで偶然見つかることが非常に多いです。
まずは診察にお越しください |
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問診・腹部の診察などを行います |
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症状、緊急性、内服薬の種類などを考慮し、検査の日時を決めます |
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検査についての説明をします |
当院で採用しているポリープ切除の方法です。
全ての大腸ポリープが切除を必要としているわけではありませんが、大きさや種類によっては切除が望ましいポリープが多くございます。
コールドポリペクトミーとは、良性のポリープにスネアという金属性の輪をかけて、ポリープを切除する方法です。切った直後は出血がありますが、実は切除後の出血の危険性が低く自宅に帰っても出血の心配が少なく、短時間で終わることが特徴です。
(10mmを超えるポリープや悪性が疑われるポリープの場合は別の切除方法が望ましいため、他医療機関へのご紹介をさせていただいております。予めご了承ください。)
炎症性腸疾患(IBD)とは、腸に炎症を起こす病気ですが、特に代表的なものは「潰瘍性大腸炎」「クローン病」の二つです。現在も原因がはっきりしておらず、長期的に症状が悪い時期と落ち着いている時期を繰り返す病気です。1990年以降急激に増加しており、潰瘍性大腸炎、クローン病ともに医療費の一部を国が補助する特定疾患に指定されております。近年、医学の進歩により、しくみが少しずつ解明され治療も次々に出てきておりますが、まだまだ認知も少なく、悩ましい難病であります。
当院の医師は、消化器全般の中でも特に炎症性腸疾患を専門として診療しておりました。
まずは、お気軽にご相談ください。